うさぎの草むしり堂
主にオンラインゲーム(ラグナロクオンライン等)と日常についてつづられています。
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1?2 始まり
 何日かするINすることなく過ごしていて、思い出したようにラグナロクに入ると誰かがそこにいた。
 あの時のアコライトだった。
 ボクに気付いたのかエモーションをだして、声をかけてきた。

【こんにちわ】

 まさかとは思ったが、そのアコライトはずっとここにいたのだろうか。

【ずっと入られなかったので心配していました】
【心配?】
【せっかく知り合えたのですからお友達になってほしくて待っていました】

 ボクのような人間と友達になろうとしているアコライトの気が知れなかった。
 現実のボクを知ればどうせ離れていくだろうと思って、今の現実世界での生活を話してみた。
 一方的に話し終わると、アコライトは黙ったまま座っていた。

【引き篭もりのボクなんかと仲良くなっても仕方ないさ】
【そうでしょうか?】

 意外にも反論をしてきたアコライトにボクは少し驚いた。

【私もあなたと同じ引き篭もりのようなものですから】
【同じ?】
【両足を事故で歩けなくなって何をするにも自由がきかなってしまいました】

 今度は彼女が現実世界のことを話し始めた。
 事故にあったのが今から一年前。
 救急車で病院に搬送する時に、どこの病院も受け入れを拒否されてしまい何時間も苦痛に耐えてようやく受入先を見つけた時には手遅れだった。
 もう二度と歩く事ができないと診断された彼女は大学も休学して家の中だけの生活を余儀なくされた。

 そんな時にオンラインゲームを知った彼女は退屈な時間と唯一つ自分が自由にできる世界があると知って始めた。
 何人か友達もできて、ギルドと呼ばれるチームのようなものに入っていたが些細なことで解散してしまい今は一人でいた。
 そこへいつもソロをしていたボクを見つけて何かを感じたと言っているが、ボクからすればただの迷惑のように思えた。

【お友達になってもらえないでしょうか?】

 迷惑だからといってこのまま無視することができなかった。
 まったく赤の他人なのに自分のことを話している彼女とボク自身。
 どうせこの世界でしか会うことがないのだからと思ったボクは二つ返事でOKをした。

【ボクはリアルとこの世界での関係を一緒にはしたくない。あと、敬語はやめてくれない?】

 簡単な事なのに彼女は悩んでいた。

【わかりました。できるかぎり頑張ってみます。でも・・・・・・敬語だけは許してくれませんか?】

 それだけはボクが何度断っても変えたくなかったようだった。
 結局、押し切られたのはボクで一つの条件だけで友達になる事になった。
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