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第一幕 夢から始まる物語(2)
怖い感じが消えて、ボクはその人に支えられながらベットにか体を寝かせた。
その間、ボクは名前すら思い出せないうえ、どうしてケガをしているのか分かるはずがなかった。
「大丈夫だよ。私が一緒にいてあげるから」
ボクの髪を優しく撫でてくれるその人は微笑んでいた。
どうしてこんなにもどこの誰だか分からないボクに優しくしてくれるのだろう――――。
それを口にできずに、ボクはその人に撫でられることに安心感を覚えていった。
「そうだ」
何かを思い出したようにその人はボクの髪から手を離して、ベットの横にある棚から果物を取り出した。
「何日も眠っていたからお腹減ってない?」
そう言われるとボクのお腹は急に音を立てた。
恥ずかしくなって、ふとんの中に顔を沈めていきながら頷いた。
シャリシャリシャリシャリ――――
小さな刃物でその人はリンゴの皮をむいていた。
その様子を見ていると、ずっと昔に同じようなことあったのでは思った。なぜそう思ったかはボクもわからなかった。
そして、今、ボクが自分なりに考えて分かっていることは、自分の名前が思い出せない、目の前でリンゴをむいている人は優しくて安心できる人、そして理由もわからずケガをしてここがどこか建物のベットだということだけ。
「はい、できたよ」
ボクの考える時間は終わり、目の前にはリンゴが6個、白いお皿にきちんと並べられていた。
不思議に思ったのは、どのリンゴにも変な形で赤い皮の部分が残っていた。
「どうかしたの?」
その人の声にボクは顔を上げた。
「これ――――」
「あぁ、これね」
どこかおかしそうに笑うその人をボクはどうしたのだろうと思った。
「もしかして見るのは初めて?」
「はい――――」
リンゴなのはわかるけど、どうして皮を変な形に切って残っているのかわからなかった。
「何かに似てない?」
そう言われると、ボクはじっとそのリンゴを見つめた。
「あっ」
「わかった?」
その人は優しく言うのでボクは頷いた。
「うさぎさんです」
「うん、正解」
どれも同じ形ではないけれども確かにうさぎのような感じがした。
でも、どうしてうさぎさんの形にリンゴを切ったのだろう?
「さっき、すごく震えていたからこれを見て少しは安心してほしくてね」
その人はそう言いながらリンゴのうさぎさんを1個手にしてボクの口の前に持ってきた。
お腹がすいているせいか、リンゴのうさぎさんを一口食べた。
何度となく噛んで形がなくなる前に飲み込んでいくと、甘い感じが口の中に広がっていき気持ちがよかった。
「おいしい?」
「はい――――」
その人も微笑んでくれてリンゴをボクに渡してもう1個のリンゴのうさぎさんを食べた。
何も話すことなく、ボクとその人はリンゴのうさぎさんを美味しく食べた。
6個あったリンゴのうさぎさんもなくなり、ボクはまたベットで横になっていた。
「少しは落ち着いたようだね」
髪を撫でてくれるその人にボクは頷くだけだった。
「あとで髪をくしでといてあげるね」
「はい――――」
温かな手がボクから怖いって思うことを消してくれているみたいで、もっと撫でてもらいたかった。
(もし名前があればそれを呼んでくれるともっと安心するのかなぁ)
名前がないのはすごく不自由な気がした。
思い出せないから仕方ないけど、名前があったほうがいい。
「名前――――」
「うん?」
「名前――――決めて欲しいです」
何をいっているのかわかっているはずなのに、緊張して体が強ばった。
自分で思い出すまででもいい、この人が決めた名前で呼ばれていたい。
「名前ないと――――いやですから――――」
無理なお願いをこの人にするのはこれだけだから決めて欲しい。
答えを待っていると、その人は微笑みながら小指をボクの額にあてた。
「本当にいいんだね?」
「はい――――」
いよいよ名前を付けてくれると思うとどきどきしてきた。
「お月様の月とお姫様の姫で月姫なんてどうかな?」
「つき――――ひめ?」
「ありきたりな名前よりも何か特徴のある名前の方がもしかしたら本当の名前を思い出すことが出来るかもしれないからね」
つきひめ――――。
この人がボクに付けてくれた名前――――。
頭の中でその言葉を繰り返した。
「私はキミがお姫様じゃないかなあって思っていたりしてるんだ。だから月姫っていうのはどうかなあって」
お姫様かどうかはボクにもわからない。
でも、この人が付けてくれるのなら嬉しくって素直に受け入れる事が出来た。
「つ―き―ひ―め―」
ゆっくりと名づけてもらった名前をささやくと、急に胸の中が軽くなっていくように思えた。
「気に入ってもらえたかな?」
「はい」
ボクの本当の名前ではない名前。
だけど、ボクにとって何よりも大切な宝物。
この人にとってはボクは本当のボクではなく「月姫」として一緒にいられたらと思わずにはいられなかった。
「よかった」
そう言ってまた髪を優しく撫でてくれた。
でも、さっきまでの微笑みとは少し違ってどこか寂しそうにも思えたが、髪を撫でてくれた瞬間にそんなことは忘れてしまった。
そして、いつしかボクはまた眠りの中に安心感を持ったまま入っていった――――。
怖い感じが消えて、ボクはその人に支えられながらベットにか体を寝かせた。
その間、ボクは名前すら思い出せないうえ、どうしてケガをしているのか分かるはずがなかった。
「大丈夫だよ。私が一緒にいてあげるから」
ボクの髪を優しく撫でてくれるその人は微笑んでいた。
どうしてこんなにもどこの誰だか分からないボクに優しくしてくれるのだろう――――。
それを口にできずに、ボクはその人に撫でられることに安心感を覚えていった。
「そうだ」
何かを思い出したようにその人はボクの髪から手を離して、ベットの横にある棚から果物を取り出した。
「何日も眠っていたからお腹減ってない?」
そう言われるとボクのお腹は急に音を立てた。
恥ずかしくなって、ふとんの中に顔を沈めていきながら頷いた。
シャリシャリシャリシャリ――――
小さな刃物でその人はリンゴの皮をむいていた。
その様子を見ていると、ずっと昔に同じようなことあったのでは思った。なぜそう思ったかはボクもわからなかった。
そして、今、ボクが自分なりに考えて分かっていることは、自分の名前が思い出せない、目の前でリンゴをむいている人は優しくて安心できる人、そして理由もわからずケガをしてここがどこか建物のベットだということだけ。
「はい、できたよ」
ボクの考える時間は終わり、目の前にはリンゴが6個、白いお皿にきちんと並べられていた。
不思議に思ったのは、どのリンゴにも変な形で赤い皮の部分が残っていた。
「どうかしたの?」
その人の声にボクは顔を上げた。
「これ――――」
「あぁ、これね」
どこかおかしそうに笑うその人をボクはどうしたのだろうと思った。
「もしかして見るのは初めて?」
「はい――――」
リンゴなのはわかるけど、どうして皮を変な形に切って残っているのかわからなかった。
「何かに似てない?」
そう言われると、ボクはじっとそのリンゴを見つめた。
「あっ」
「わかった?」
その人は優しく言うのでボクは頷いた。
「うさぎさんです」
「うん、正解」
どれも同じ形ではないけれども確かにうさぎのような感じがした。
でも、どうしてうさぎさんの形にリンゴを切ったのだろう?
「さっき、すごく震えていたからこれを見て少しは安心してほしくてね」
その人はそう言いながらリンゴのうさぎさんを1個手にしてボクの口の前に持ってきた。
お腹がすいているせいか、リンゴのうさぎさんを一口食べた。
何度となく噛んで形がなくなる前に飲み込んでいくと、甘い感じが口の中に広がっていき気持ちがよかった。
「おいしい?」
「はい――――」
その人も微笑んでくれてリンゴをボクに渡してもう1個のリンゴのうさぎさんを食べた。
何も話すことなく、ボクとその人はリンゴのうさぎさんを美味しく食べた。
6個あったリンゴのうさぎさんもなくなり、ボクはまたベットで横になっていた。
「少しは落ち着いたようだね」
髪を撫でてくれるその人にボクは頷くだけだった。
「あとで髪をくしでといてあげるね」
「はい――――」
温かな手がボクから怖いって思うことを消してくれているみたいで、もっと撫でてもらいたかった。
(もし名前があればそれを呼んでくれるともっと安心するのかなぁ)
名前がないのはすごく不自由な気がした。
思い出せないから仕方ないけど、名前があったほうがいい。
「名前――――」
「うん?」
「名前――――決めて欲しいです」
何をいっているのかわかっているはずなのに、緊張して体が強ばった。
自分で思い出すまででもいい、この人が決めた名前で呼ばれていたい。
「名前ないと――――いやですから――――」
無理なお願いをこの人にするのはこれだけだから決めて欲しい。
答えを待っていると、その人は微笑みながら小指をボクの額にあてた。
「本当にいいんだね?」
「はい――――」
いよいよ名前を付けてくれると思うとどきどきしてきた。
「お月様の月とお姫様の姫で月姫なんてどうかな?」
「つき――――ひめ?」
「ありきたりな名前よりも何か特徴のある名前の方がもしかしたら本当の名前を思い出すことが出来るかもしれないからね」
つきひめ――――。
この人がボクに付けてくれた名前――――。
頭の中でその言葉を繰り返した。
「私はキミがお姫様じゃないかなあって思っていたりしてるんだ。だから月姫っていうのはどうかなあって」
お姫様かどうかはボクにもわからない。
でも、この人が付けてくれるのなら嬉しくって素直に受け入れる事が出来た。
「つ―き―ひ―め―」
ゆっくりと名づけてもらった名前をささやくと、急に胸の中が軽くなっていくように思えた。
「気に入ってもらえたかな?」
「はい」
ボクの本当の名前ではない名前。
だけど、ボクにとって何よりも大切な宝物。
この人にとってはボクは本当のボクではなく「月姫」として一緒にいられたらと思わずにはいられなかった。
「よかった」
そう言ってまた髪を優しく撫でてくれた。
でも、さっきまでの微笑みとは少し違ってどこか寂しそうにも思えたが、髪を撫でてくれた瞬間にそんなことは忘れてしまった。
そして、いつしかボクはまた眠りの中に安心感を持ったまま入っていった――――。
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第一幕 夢から始まる物語
ほら――――。
雪がこんなにも降りそそいでいるよ――――?
何もかもが冷たくなっていくのはこの雪のせいだけなの――――?
『ボク』は『あなた』になにもしてあげられない。
だって――――。
『ボク』は『あなた』にとって風のように姿がなくて、
水のように見ているのにすべてを掴み取ることができない存在だから――――。
それでも、『あなた』は『ボク』をつかまえていてくれるの?
離したりはしないの?
二人だけの『約束』だから?
雪はとけてやがて水になるけど、『ボク』は『あなた』の何かになれるのかな?
ねぇ――――
教えて?
雪が降り続く中、ボクはたった一人で街を歩いていた。
傘を忘れたからさしていないわけでも、わざとさしていないわけでもなかった。
ボクはただ歩いていただけ。それだけなのに目の前を通り過ぎていく人たちは不思議そうな顔をしている。
(声をかけてくるわけでもないのに、どうしてそんなにボクを見ているの?)
唇は接着剤でもつけているのだろうか、のどまできている言葉を吐き出そうとしてくれない。
ぼやける視界が頼りなく揺れている。
耳からは何か雑音のようなものしか聞こえてこない。
もしかしたら、ボクは夢を見ているのだろうか。そうだとしたらなんて意味のわからない夢なのだろう――――。
目が覚めれば温かいふとんの中にいて、変な夢を見たと誰かに言うのかな――――?
(夢ならもう覚めて――――)
そう思ってボクは目を閉じると、思いが通じたの体中から力が抜けていき、おそらく前か後ろに倒れていっているのだと感じながらボクの意識は遠のいていった。
(温かい)
そう思うほど意識が戻ってきた。
目をゆっくり開けると光が差し込んできた。
「ここは――――?」
「ここは私の部屋だよ」
どこからか聞き覚えのない、優しい声が聞こえてきた。
光に目が慣れてくると、声の主を探すとすぐに見つけた。
「あなたは――――だれ?」
「う?ん、誰といわれても困るかなあ」
どことなく困った笑顔を見せた、その人を私はもう一度「あなたはだれ?」と繰り返した。
「そういうあなたは誰なのかな?」
「私は――――」
ごく当たり前の答えを口にしようとするが、どうしても出てこない。さっきまで覚えていたはずの自分の名前が出てこない。
あれこれ考えていると、その人は口に手をあてて小さく笑いっているのが見えた。
「ごめんね。私とあなたは自分の名前がわからないみたいだから、ついおかしくなってね」
そう言って今度は大きく笑い始めた。
何がどうなっているのかわからない私はふとんの中に顔を沈めていき、なぜか恥ずかしくなった。
笑いが収まると、その人はボクに手を伸ばしてきた。
その動作がどことなく怖く感じたボクは思わず体を強ばらせた。
頭の上にその手が触れて優しく撫でてくれた。
「綺麗な髪だね」
何度となく撫でてもらっていると怖さが消えて安心できるようになってきたボクはふとんから顔をだしてその人を見た。
本当に優しそうな顔をしてボクを見ている。
「いまどき珍しいね。こんなにも黒くて長い上、触っていて気持ちがいいなんて」
「あ、あの――――」
「どうかしたの?」
手の動きが止まった。するとさっきまでの気持ちのいい感じが消えていくのが分かった。
「もっと――――」
「うん?」
「もっと、撫でてくれますか――――?」
自分でも何を言っているのかわからないぐらい、緊張というより混乱していた。
「いいよ」
望んだ通りの答えを聞けたボクは嬉しくなった。
そして何度となく、その人に髪を撫でてもらった。
「そうだ。後でその髪をくしでといてあげるね」
ボクは「うん」と答える代わりにうなずいてみせた。
どこの誰かわからないのに優しくしてくれるその人に触れられることに対して何も抵抗がなかった。
嬉しい気持ちと少し恥ずかしい気持ちになる。
でも――――。
体を起こそうとしてふとんをずらすとパジャマの間から包帯が見えた。
一瞬何かわからなかったボクはその人がいるのにパジャマを脱いでいくと、なぜか体中に包帯が巻かれていた。
そればかりではなく、腕にもあり頬を触るとガーゼがついている。
取っていく間、体中から痛みが伝わってくる。
「なに――――これ?」
その人にすがるようにボクは叫んだ。
記憶のないところでボクになにがあったのか。
何も覚えていない恐怖に震えるボクをその人は優しく抱きしめてくれた。
「大丈夫。大丈夫だから」
その人はどこまでも優しくボクを撫でてくれた。
窓の外は白い雪が世界を純白に染めていっていることをボクはその人の胸の中で知ることはなかった――――。
ほら――――。
雪がこんなにも降りそそいでいるよ――――?
何もかもが冷たくなっていくのはこの雪のせいだけなの――――?
『ボク』は『あなた』になにもしてあげられない。
だって――――。
『ボク』は『あなた』にとって風のように姿がなくて、
水のように見ているのにすべてを掴み取ることができない存在だから――――。
それでも、『あなた』は『ボク』をつかまえていてくれるの?
離したりはしないの?
二人だけの『約束』だから?
雪はとけてやがて水になるけど、『ボク』は『あなた』の何かになれるのかな?
ねぇ――――
教えて?
雪が降り続く中、ボクはたった一人で街を歩いていた。
傘を忘れたからさしていないわけでも、わざとさしていないわけでもなかった。
ボクはただ歩いていただけ。それだけなのに目の前を通り過ぎていく人たちは不思議そうな顔をしている。
(声をかけてくるわけでもないのに、どうしてそんなにボクを見ているの?)
唇は接着剤でもつけているのだろうか、のどまできている言葉を吐き出そうとしてくれない。
ぼやける視界が頼りなく揺れている。
耳からは何か雑音のようなものしか聞こえてこない。
もしかしたら、ボクは夢を見ているのだろうか。そうだとしたらなんて意味のわからない夢なのだろう――――。
目が覚めれば温かいふとんの中にいて、変な夢を見たと誰かに言うのかな――――?
(夢ならもう覚めて――――)
そう思ってボクは目を閉じると、思いが通じたの体中から力が抜けていき、おそらく前か後ろに倒れていっているのだと感じながらボクの意識は遠のいていった。
(温かい)
そう思うほど意識が戻ってきた。
目をゆっくり開けると光が差し込んできた。
「ここは――――?」
「ここは私の部屋だよ」
どこからか聞き覚えのない、優しい声が聞こえてきた。
光に目が慣れてくると、声の主を探すとすぐに見つけた。
「あなたは――――だれ?」
「う?ん、誰といわれても困るかなあ」
どことなく困った笑顔を見せた、その人を私はもう一度「あなたはだれ?」と繰り返した。
「そういうあなたは誰なのかな?」
「私は――――」
ごく当たり前の答えを口にしようとするが、どうしても出てこない。さっきまで覚えていたはずの自分の名前が出てこない。
あれこれ考えていると、その人は口に手をあてて小さく笑いっているのが見えた。
「ごめんね。私とあなたは自分の名前がわからないみたいだから、ついおかしくなってね」
そう言って今度は大きく笑い始めた。
何がどうなっているのかわからない私はふとんの中に顔を沈めていき、なぜか恥ずかしくなった。
笑いが収まると、その人はボクに手を伸ばしてきた。
その動作がどことなく怖く感じたボクは思わず体を強ばらせた。
頭の上にその手が触れて優しく撫でてくれた。
「綺麗な髪だね」
何度となく撫でてもらっていると怖さが消えて安心できるようになってきたボクはふとんから顔をだしてその人を見た。
本当に優しそうな顔をしてボクを見ている。
「いまどき珍しいね。こんなにも黒くて長い上、触っていて気持ちがいいなんて」
「あ、あの――――」
「どうかしたの?」
手の動きが止まった。するとさっきまでの気持ちのいい感じが消えていくのが分かった。
「もっと――――」
「うん?」
「もっと、撫でてくれますか――――?」
自分でも何を言っているのかわからないぐらい、緊張というより混乱していた。
「いいよ」
望んだ通りの答えを聞けたボクは嬉しくなった。
そして何度となく、その人に髪を撫でてもらった。
「そうだ。後でその髪をくしでといてあげるね」
ボクは「うん」と答える代わりにうなずいてみせた。
どこの誰かわからないのに優しくしてくれるその人に触れられることに対して何も抵抗がなかった。
嬉しい気持ちと少し恥ずかしい気持ちになる。
でも――――。
体を起こそうとしてふとんをずらすとパジャマの間から包帯が見えた。
一瞬何かわからなかったボクはその人がいるのにパジャマを脱いでいくと、なぜか体中に包帯が巻かれていた。
そればかりではなく、腕にもあり頬を触るとガーゼがついている。
取っていく間、体中から痛みが伝わってくる。
「なに――――これ?」
その人にすがるようにボクは叫んだ。
記憶のないところでボクになにがあったのか。
何も覚えていない恐怖に震えるボクをその人は優しく抱きしめてくれた。
「大丈夫。大丈夫だから」
その人はどこまでも優しくボクを撫でてくれた。
窓の外は白い雪が世界を純白に染めていっていることをボクはその人の胸の中で知ることはなかった――――。
今週からブログ上で小説を開始します?。
(別に書くネタがなかったからではないので……タブン)
タイトルなどは次回からつけるのでまずはプロローグからスタートです?。
注:これは管理人の妄想想いで書いているので中傷などはご遠慮申し上げます。
(別に書くネタがなかったからではないので……タブン)
タイトルなどは次回からつけるのでまずはプロローグからスタートです?。
注:これは管理人の
よくお腹が痛くなったり、ぼーーっとすることが日課になってきています。
おはようございます。そろそろいろんな意味で危険な領域に入りつつある管理人です……orz
さて、最近になって(というより今年の目標)小説を本気(と書いてマジ!)で書いていこうと思っています。
それに先立ってブログ内で掲載をしようと思っています?♪
「え?ただでさえ更新滞ることがあるのにできるの?」
「今回は本気です!」(゜д゜)クワッ
今までの経験から更新するのはたぶん週1ペースが無難だと思っています。
調子がよければ週2ペース(たぶん危険だと思いますが)でいこうと思っています。
ラグナロクの方も最近はのんびりする事が多くて、書くことも少なくなっているので、気分転換に小説を掲載していきます。(それでいいのか?)
おはようございます。そろそろいろんな意味で危険な領域に入りつつある管理人です……orz
さて、最近になって(というより今年の目標)小説を本気(と書いてマジ!)で書いていこうと思っています。
それに先立ってブログ内で掲載をしようと思っています?♪
「え?ただでさえ更新滞ることがあるのにできるの?」
「今回は本気です!」(゜д゜)クワッ
今までの経験から更新するのはたぶん週1ペースが無難だと思っています。
調子がよければ週2ペース(たぶん危険だと思いますが)でいこうと思っています。
ラグナロクの方も最近はのんびりする事が多くて、書くことも少なくなっているので、気分転換に小説を掲載していきます。(それでいいのか?)
さいきん、天気が安定しないしないせか、体調を崩してしました。そんな中で噂の「メガマック」を食べてきて激しく後悔しました。
おはようございます、管理人です……orz
最近は何かとバタバタする日々が続いていたため、なかなか落ち着いて更新ができませんでした。(深く反省)
今年はなんとしても「小説家デビュー」を果たしたいと思い、去年以上にネタを探しています。
まあ、未だ勉強段階のようにしか思えない表現をすることがせいぜいで、なかなかうまくいくものではないですね?。
それはさておき、このまえの日曜日にアニメイトさんにたまりに溜まったアニメDVDを引き取りにいき、その帰りにマック(マクドナルド)に入ってメガマックセットを頼みました。
一言感想?
ええ、それはもう…………
「ビックマック」とかわらないじゃない!
これ以外、感想なんて出てきませんよ……(=v=;)
なんていいますか、お肉を余分に2枚はさんだせいで、ピクルスがちっちゃく感じてしまいました。
セット価格で790円(80円?)なら大好きなテリヤキバーガーを何個か頼んだ方がいいというのが感想でした。
さて、今日は丁度12年前に起こった阪神淡路大震災の日です。
当時はまだ中学生だった私も記憶に未だ深く刻み込まれています。
たくさんの人たちの尊い命が失われ、悲しみが消える事のない出来事。私たちは絶対に忘れてはいけないと思います。
今日という日を忘れず、未来に向かって進んでいくことが残された私たちにとって大切な事なのではないでしょうか。
失われた命は戻っては来ない。でも、その人と過ごした日々の記憶は決して消える事のないもの。
強くあり続けたい、あってほしいと願うのは私の身勝手な思いなだけなのかもしれません。
それでも、生きている以上、前を進まなければなりません。大切な人との思い出を胸に刻み込んででも……。
最後は湿っぽくなりましたが、今日一日は命の尊さを重く感じていたい日にしたいです。
おはようございます、管理人です……orz
最近は何かとバタバタする日々が続いていたため、なかなか落ち着いて更新ができませんでした。(深く反省)
今年はなんとしても「小説家デビュー」を果たしたいと思い、去年以上にネタを探しています。
まあ、未だ勉強段階のようにしか思えない表現をすることがせいぜいで、なかなかうまくいくものではないですね?。
それはさておき、このまえの日曜日にアニメイトさんにたまりに溜まったアニメDVDを引き取りにいき、その帰りにマック(マクドナルド)に入ってメガマックセットを頼みました。
一言感想?
ええ、それはもう…………
「ビックマック」とかわらないじゃない!
これ以外、感想なんて出てきませんよ……(=v=;)
なんていいますか、お肉を余分に2枚はさんだせいで、ピクルスがちっちゃく感じてしまいました。
セット価格で790円(80円?)なら大好きなテリヤキバーガーを何個か頼んだ方がいいというのが感想でした。
さて、今日は丁度12年前に起こった阪神淡路大震災の日です。
当時はまだ中学生だった私も記憶に未だ深く刻み込まれています。
たくさんの人たちの尊い命が失われ、悲しみが消える事のない出来事。私たちは絶対に忘れてはいけないと思います。
今日という日を忘れず、未来に向かって進んでいくことが残された私たちにとって大切な事なのではないでしょうか。
失われた命は戻っては来ない。でも、その人と過ごした日々の記憶は決して消える事のないもの。
強くあり続けたい、あってほしいと願うのは私の身勝手な思いなだけなのかもしれません。
それでも、生きている以上、前を進まなければなりません。大切な人との思い出を胸に刻み込んででも……。
最後は湿っぽくなりましたが、今日一日は命の尊さを重く感じていたい日にしたいです。
最近、ROでネタが薄いので、この辺りでリアルでの出来事を。
お正月も無事に済み、普段と変わらない生活に戻りつつある中で、ふと、体重計が目につき、何気なく乗ってみました。
ピピピッ……
( ゜д゜)クワッ!
お腹が・・・お腹が・・・orz
そんなに食べてないはずなのに予想以上にプヨンプヨンになっていました・・・orz
これはまずいので今年のとりあえずの目標は、
「15kgスリムになります!」
できなければどうしよう・・・orz
お正月も無事に済み、普段と変わらない生活に戻りつつある中で、ふと、体重計が目につき、何気なく乗ってみました。
ピピピッ……
( ゜д゜)クワッ!
お腹が・・・お腹が・・・orz
そんなに食べてないはずなのに予想以上にプヨンプヨンになっていました・・・orz
これはまずいので今年のとりあえずの目標は、
「15kgスリムになります!」
できなければどうしよう・・・orz
本当は1月1日にするはずのものがすでに5日遅れです。(大いに反省中です)
今年も何かとあると思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。m(__)m
今年も何かとあると思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。m(__)m
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